パララックス自動補正機能付きファインダー
CanonV,VIシリーズで採用されていた、パララックス自動補正機能付きカメラ専用のファインダー。距離計と連動してパララックスが補正されます。

左が専用の視差自動補正するファインダー、右が一般的な手動補正するもの。
外付けファインダーが距離計と連動して上下したりと凝ったギミックがついてます。
専用の外付けファインダーを取り付けると、距離計と連動して上下し視差を自動補正します。


左：手前にピントを合わせた場合、右：遠くにピントを合わせた場合

ホットシューとファインダー裏のメッキのピンの部分が連動してファインダーが上下

ユニバーサルズームファインダー
1956年製です。当時の定価13000円で、大学卒の初任給とほぼ同額です。

これひとつで、35mm〜135mmのファインダーを兼ねます。50mm以下と以上でレンズを切り換えるようになっています。視度補正やパララックス補正も可能なとても凝った造りのものです。ズームなので、枠線の大きさだけが切り替わるカメラ本体のファインダーより見やすいですが、しかし、カメラでピントを合わせ、外付けファインダーで画面を切り取るのは、面倒というものです。
便利な世の中なので、使いにくいのが、逆に楽しいのですが、これを取り付けると真鍮製なので大変重いです。
先っぽにラッパ型のオプション広角アタッチメント装着で21mm〜28mmも対応します。

25mmレンズと組み合わせて。合体ロボットのようです。
覗いた感じは、ちょっと像が小さくていまいちだったりします。

ズームファインダーＶＳ
広角用のファインダーで、35mm〜50mmのファインダーを兼ねます。

先っぽにラッパ型のオプション広角アタッチメント装着で21mm〜28mmも対応します。

装着すると、こんな感じです。手持ちのものは、パララックス自動補正機能付き。
Canon VやVIシリーズ(写真はVI-L)に装着し、ピントを合わせようと焦点距離を動かすと外付けファインダーが連動して縦に首振りしてくれるので、外付ファインダーを焦点距離に合わせて調整する必要がありません。

レンズよりもファインダーの方がだいぶ大げさです